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構成案を作るといっても、どんな作業が必要で何から考えるべきなのかわからないですよね…。
そこで今回は、ブログ記事における構成案の作り方を詳しく解説します。
テンプレートを使った具体的な構成案の作り方をマスターできるので、読者満足度の高い記事を書けるようになりますよ!
ブログ記事の構成案とは
ブログ記事の構成案とは、記事の設計図のことです。
構成案には以下の内容を書いて、情報を整理していきます。
- キーワード
- 想定読者
- 読者ニーズ
- 見出し
- 各見出しの内容
- リード文
- まとめ
- タイトル
はじめのうちは、構成案作りに数時間かかってしまうかもしれません。
とはいえ、構成案作りは記事のクオリティを左右する重要な作業です。
じっくり時間をかけて進めていきましょう!
ブログ記事の完成イメージ
構成案をもとに作った「記事の完成イメージ」は、下記のとおりです。
- リード文
-
本文を読んでもらうための工夫が必要
- 本文
-
読者ニーズを満たす内容部分
- まとめ
-
記事を総括し、次のアクションへの促しが必要
ブログ記事は、上記3つの要素から成り立っています。
そのうち、構成案作りでは「本文」の内容をメインに考えていきます。
話題ごとに見出しを設置した上で、順序を決めたり各見出しの内容を考えたりするイメージです。
スムーズな構成案作りのために、まずは記事の完成図をイメージしておきましょう
ブログ記事の構成案を作る理由
ブログ記事の構成案を作る理由は、読者に有益な記事を書くためです。
構成案を作れば、読者ニーズに沿った記事を書けるようになるので、読者の満足度も上がっていきます。
ほかにも、構成案を作る理由はいくつかあります。
- SEOに強い記事を書くため
- 記事執筆をスムーズにするため
読者の満足度が高い記事は、SEO的に高く評価され、検索上位に表示されやすくなります。
また構成案を作り込むことで、記事に書きたい内容も決まるので、執筆スピードも格段に上がるでしょう。
構成案があれば、執筆時に「次は何を書こうかな?」と悩む必要はありません
ブログ記事の構成案の作り方8ステップ
ここからは、ブログ記事の構成案の作り方について解説します。
本記事の構成案を例にして、下記のテンプレートを使いながら具体的に紹介します。
テンプレートはGoogleスプレッドシートで作成したもので、下記のボタンから無料でダウンロードできます。
- スプレッドシートの利用はGoogleアカウントが必要です
- ダウンロードしたら、画面左上の「ファイル」→「コピーを作成」の手順で利用してください(閲覧用のため)
本記事を読み進めながら、テンプレートを埋めてみてください
では、本題に戻ります。
ブログ記事の構成案の作り方は、次の8ステップとなります。
各ステップを順に見ていきましょう。
①キーワード選定する
まず、記事の軸となるキーワードを決めましょう。
- メインキーワードを決める
- 関連キーワードを調べる
- 検索ボリュームを調べる
- 執筆するキーワードを決める
上記の流れでキーワードを選定していきます。
今回は「ブログ 構成案 作り方」というキーワードなので、下記のようにテンプレートへ記入します。
同時に、サジェストキーワード(※)も調べてテンプレートに記入しましょう。
- 検索窓にキーワードを入力した際、自動的に表示されるキーワードの検索候補
- よく検索されているキーワードが表示される
下記のように、サジェストキーワードを書き写してください。
キーワード選定についてざっくり解説しましたが、本来は記事の軸となる重要な要素なので、時間をかけて行わなければいけません。
キーワード選定の詳しい手順は、下記の記事を参考にしましょう。
②想定読者を設定する
次に、想定読者を設定しましょう。
あらかじめ想定読者を決めておけば、読者ニーズを理解しやすくなります。
今回は「ブログ始めたての過去の自分」を想定読者に設定しました。
想定読者を設定したら、以下のようにテンプレートへ記入してください。
ちなみに、想定読者は「ペルソナ」とも呼ばれていて、過去の自分や家族、友人などの身近な人に設定するのがおすすめです。
想定読者(ペルソナ)がなかなか決まらないなら、以下の記事を参考に設定してみましょう。
③読者ニーズを設定する
続いて、想定読者のニーズを設定しましょう。
読者ニーズは2種類あり、それぞれのニーズを設定する必要があります。
- 顕在ニーズ
-
読者が認識しているニーズ
- 潜在ニーズ
-
読者自身も気づいていない隠れたニーズ
今回は、それぞれのニーズを下記のように設定しました。
- 顕在ニーズ
-
・ブログの構成案の作り方を知りたい
・構成案を作る重要性を知りたい
- 潜在ニーズ
-
・構成作りで使えるテンプレートがほしい
潜在ニーズを考えるのは難しいかもしれませんが、「顕在ニーズを満たした読者は次に何を知りたがる?」という視点で考えると思い浮かびやすいですよ。
また、サジェストキーワードも参考にすると良いでしょう。
どうしても思い浮かばない場合は、次の競合サイトをリサーチする方法で考えてみましょう
④競合サイトをリサーチする
次は、競合サイトをリサーチし、下記のようにテンプレートを埋めていきます。
競合サイトのリサーチでは、スプレッドシートの2枚目を使います
競合サイトをリサーチする流れは、以下のとおりです。
- 上位10記事のタイトル・URL・見出しを抽出する
- 各記事が満たしている顕在ニーズと潜在ニーズを洗い出す
- 各記事で不足しているニーズを洗い出す
- 想定読者と読者ニーズを再設定する
- 上位記事との差別化案を考える
リサーチで洗い出した情報をもとに、先ほど考えた想定読者と読者ニーズを再設定します。
スプレッドシートの1枚目に戻りましょう
そして上位記事の「満たしているニーズ」や「不足しているニーズ」をもとに、上位記事にはないオリジナルの要素を洗い出せれば、競合サイトのリサーチは完了です。
上位記事との差別化案をスプレッドシート1枚目に記入しましょう
今回は大まかな説明のみですが、競合サイトのリサーチは構成案作りに欠かせない作業です。
詳しいリサーチの流れは、下記の記事で解説しています。
⑤本文の見出しを作る
次に、洗い出した読者ニーズをもとに本文の見出しを作ります。
見出しを作るときは、下記の順番を意識しましょう。
- 基本情報(前提として知っておくべき内容)
- 顕在ニーズを満たす内容
- 潜在ニーズを満たす内容
- まとめ
本記事では、見出しを以下のように作成しました。
見出しはスプレッドシート1枚目に記入しましょう
各見出しごとに、書きたい内容をメモしておくと執筆がスムーズになります。
見出しを付けるコツや設定手順については、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
⑥リード文を考える
続いて、記事の導入部分となるリード文を考えましょう。
以下の要素を決めておけば、本文へ誘導できるリード文をスムーズに書けるようになります。
- 読者の悩み
- 記事を読むメリット
- 読了後の未来
各要素はスプレッドシート1枚目の下部に記入しましょう
リード文の書き方に悩んだら、下記の記事を参考にして書いてみてください。
⑦まとめを考える
続いて、記事を総括するまとめの内容を考えましょう。
あらかじめ下記の要素を洗い出しておくと、まとめが書きやすくなります。
- 記事の結論
- 記事の内容を実践するメリット
- 次に促したいアクション
上記のようにテンプレートを埋めましょう
まとめの書き方について、下記記事でポイントを解説しているので一読してみてください。
⑧タイトルを決める
最後に、記事のタイトルを決めます。
以下のコツをふまえながら、思わずクリックしてしまう魅力的なタイトルを考えてみてください。
- 記事の内容とリンクさせる
- 記事を読むメリットを盛り込む
- キーワードを含める
- 全角40文字前後にする
- インパクトのあるワードを入れる
タイトルを決めたらテンプレートに記入しましょう
タイトル決めに悩んだら、下記の記事を参考にしてじっくり考えてみましょう。
ブログ記事の構成案を作るときの注意点
ここからは、ブログ記事の構成案を作るときの注意点を解説します。
正しい構成案の作り方を理解するためにも、事前にチェックしましょう。
ひとつずつ簡単に解説します。
読者ファーストを意識すること
構成案作りでは、読者ファーストを意識しましょう。
読者の悩みを考えず、自分の書きたい内容を優先してしまうと、読者が離れてしまいます。
たとえば、本記事で「ブログ 構成案 作り方」を調べたいのに、「ブログの始め方」ばかり書いてあったら読む気が失せてしまうはずです。
ブログ記事の構成案は、読者ニーズを軸に作るよう心がけましょう。
各見出しの本文が長くなりすぎないこと
構成案作りにおいて、各見出しの本文が長くならないように注意しましょう。
最近はスマホからブログを見る読者が増えているため、いかにコンパクトな文章にして読みやすくするかが鍵となります。
文章が長いと、スマホで見たときにスクロールし続ける必要があり、途中で読み飽きてしまう読者が続出してしまいます…。
本文が長くなりそうなら、見出しを追加してうまく区切りをつけるようにしましょう。
頭の中だけで考えないこと
構成案は頭の中だけで考えず、テンプレートやメモを使って情報を整理しながら作りましょう。
頭の中で構成案を作ろうとすると、まとめるべき情報が多く、途中で混乱してしまうことも…。
内容がブレてしまい、結局何が言いたいのかわからない記事になってしまいます。
今回紹介したテンプレートを使用すれば、情報が錯乱する心配もありません。
構成案ができたら実践するべきライティングのコツ
構成案ができたら、さっそく記事を書いてみましょう。
作成した構成案をもとに、リード文・本文・まとめを書けば完成です。
とはいっても「わかりやすく文章を書く方法がイマイチわからない…」と悩んでしまうのではないでしょうか。
わかりやすい文章を書くには、ライティングのコツを身につけなければなりません。
たとえば、以下のようなライティングのコツがあります
- 1文を長くしない
- 語尾を3回以上連続させない
- 誤字脱字に気を付ける
- 「です・ます調」「だ・である調」は統一する
- 二重表現を使わない
- ひらがなと漢字のバランスを考える
- 専門用語は避ける
- 冗長表現に注意する
ライティングのコツを身につければ自信にもつながるなるので、スラスラ文章を書けるはずです!
ほかにも、文章の書き方をパターン化する方法もあるので、下記の記事を見ながら実践してみてください。
ブログ記事の構成案の作り方まとめ
今回は、ブログ記事の構成案の作り方について解説しました。
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ブログ記事の構成案作りは、テンプレートを使えば初心者でも簡単にできます。
構成案作りをマスターすれば、読者にとって有益な記事を書けるようになり、あなたのブログファンも増やせるかもしれません。
構成案を作ったら、さっそく記事の執筆に取りかかりましょう!
記事装飾やアイキャッチ作りなども学び、記事のクオリティに磨きをかけましょう!