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- ブログ収益:月5桁達成
- にほんブログ村 “ブログ村建国18周年記念イベント” 入賞
リサーチと聞くと、難しい分析や調査を必要とするイメージがありますよね。
そこで今回は、テンプレートを使ったブログ記事のリサーチ方法をわかりやすく解説します。
テンプレートを活用できるようになれば、ブログ記事のリサーチを簡単にできるようになります。
ブログ記事のリサーチの必要性
そもそも、なぜブログ記事のリサーチが必要なのでしょうか。
ブログ記事におけるリサーチの必要性として、以下の4つがあげられます。
それぞれの必要性について、もう少し詳しく掘り下げてみましょう。
読者の検索意図を具体化できる
ブログ記事を書くときは、キーワードを検索した読者の検索意図を考え、そのニーズに応える必要があります。
読者が「どんな悩みを解決したいのか」を考えれば、検索意図がわかるはずです
たとえば「北海道 グルメ」という検索キーワードの場合、以下のような読者の検索意図が考えられます。
- おすすめの北海道グルメを知りたい
- 美味しい北海道グルメを食べたい
しかし、上記の検索意図に沿って記事を書いても、ありきたりな内容になってしまうので、読者の検索意図をもっと深掘りしなければなりません。
そこで、必要になるのがリサーチです。
リサーチすることで、競合サイトが想定した読者の検索意図がわかるため、自分では思いつかなかった読者の検索意図が見えてきます。
リサーチをして読者の検索意図を具体化できれば、読者の悩みによりフォーカスした記事を書けます。
情報を補足できる
ブログは、網羅性のある記事が評価される傾向です。
たとえば「プロテイン おすすめ」という検索キーワードの場合、おすすめのプロテインの他にも、
- どれくらいの効果があるのか
- プロテインを飲むときの注意点
など、補足情報があったほうが読み手としては安心ですよね。
そこで情報の不足を補う手段として、ブログ記事のリサーチが有効です。
網羅性のある記事は、読者への信頼度もグッと上がります
上位記事と差別化を図れる
ブログ記事で上位表示を目指すには、上位記事との差別化を図ったコンテンツを作らなければなりません。
上位記事との差別化を図るには、リサーチによって上位記事に不足している要素を見極めることが鍵となります。
リサーチは、オリジナルの要素を探る手助けとなりますね!
執筆を効率化できる
ブログ記事のリサーチをすることで、執筆にかかる時間を大幅に短縮できます。
リサーチせずに執筆すると、記事を書きながらその都度調べなければならないので、圧倒的に効率が悪くなります。
リサーチをすれば「次は何を書こうかな」と迷うこともないので、ブログ初心者でも執筆スピードが格段に上がるでしょう。
ブログ記事のリサーチに必要な準備
ブログ記事のリサーチは情報量が多いので、頭の中だけで整理するのは難しいですよね。
そこで、情報を整理しながらリサーチするために、Googleスプレットシートで作ったテンプレートを活用しましょう。
以下のテンプレートは、当サイトで使っているオリジナルのものです
テンプレート(Googleスプレッドシート)は、下記のボタンから無料でダウンロードできます。
- スプレッドシートの利用にはGoogleアカウントが必要です
- ダウンロードしたら、画面左上の「ファイル」→「コピーを作成」の手順で利用してください(閲覧用のため)
ブログ記事のリサーチ方法6ステップ
ここからは、ブログ記事のリサーチ方法を具体的に解説していきます。
実際にテンプレートを埋めながら、リサーチ作業を進めてみましょう。
ブログ記事のリサーチ方法は、以下の6ステップとなります。
手順に沿って見ていきましょう!
①キーワードを選定する
はじめに、キーワードを選定しましょう。
キーワード選定の大まかな流れは、次のとおりです。
- メインキーワードを決める
- 関連キーワードを調査する
- 検索ボリュームを調べる
- 執筆するキーワードを決める
キーワード選定では、ラッコキーワードやGoogleキーワードプランナーを利用します。
今回は「ブログ 構成案 作り方」というキーワードを例に解説するので、下記のようにテンプレートを埋めていきます。
また、サジェストキーワード(※)も同時に埋めましょう。
- 検索窓にキーワードを入力した際、自動的に表示されるキーワードの検索候補
- よく検索されているキーワードが表示される
上記のように、Googleの検索窓にキーワードを入力すると、サジェストキーワードが表示されます。
サジェストキーワードもテンプレートに記入しましょう
今回、キーワード選定について大まかな説明のみでしたが、本来は時間をかけてやるべき重要な作業です。
詳しい手順は、下記の記事を参考にしてください。
②想定読者を決める
続いて、ブログ記事を書くにあたって「想定読者」を決めます。
あらかじめ想定読者を決めておけば、読者の検索意図を理解しやすくなり、ニーズに沿った記事を書けるようになります。
想定読者は「ペルソナ」とも呼ばれていて、過去の自分や友人などの身近な人に設定するのがおすすめです。
今回は、ブログ初心者だった「過去の自分」を想定読者に設定しました。
以下のように、テンプレートの想定読者の欄を記入しましょう。
ペルソナについてあまりピンと来ない場合は、以下の記事を参考に考えてみましょう。
③読者のニーズ(検索意図)を考える
次に、想定読者のニーズを深掘りしていきます。
ニーズを深掘りするには、2種類のニーズを設定する必要があります。
- 顕在ニーズ
-
読者が認識しているニーズ
- 潜在ニーズ
-
読者自身も気づいていないニーズ
今回は、顕在ニーズと潜在ニーズを以下のように設定しました。
- 顕在ニーズ
-
・ブログの構成案の作り方を知りたい
・構成案を作る重要性を知りたい
- 潜在ニーズ
-
・構成作りで使えるテンプレートがほしい
ちなみに、潜在ニーズを考えるなら「顕在ニーズを満たした読者は、次に何を知りたがる?」という視点を持つと浮かびやすいですよ。
潜在ニーズは、次に紹介する「上位10記事を調べる」という方法でも深掘りできるので、ひとまず自分の頭で考えられるところまで突き詰めてみましょう。
読者ニーズの深掘りは、記事作成の核となる部分なのでじっくり時間をかけましょう
④上位10記事を調べる
想定読者と読者ニーズを考えたら、Google検索の上位10記事を調査します。
今回は「ブログ 構成案 作り方」というキーワードで、検索上位に表示されている10記事を調べます。
上位10記事の調査項目は、次のとおりです。
上記の項目を調べるときは、ラッコキーワードの「見出し抽出」機能を使ったほうが効率よく調査できます。
実際にGoogleで検索して調べるのもひとつですが、時間がかかってしまいますね…
「見出し抽出」機能は、以下のように検索窓にキーワードを入力し、メニューバーから「見出し抽出」を選択して検索するだけ。
すると、下記のように上位記事のタイトルやURL、見出しなどを一覧で確認できます。
調べた項目は、以下のテンプレートにすべて記入していきます。
スプレッドシートの2枚目を使ってください
では、上位10記事を調べる方法について、項目ごとに詳しく解説していきます。
タイトルとURL
まず、上位10記事のタイトルとURLを調べます。
ラッコキーワードの「見出し抽出」機能から、それぞれのタイトルとURLを確認し、テンプレートに書き写しましょう。
以下のように、タイトルとURLを埋めましょう
見出し
次に、上位10記事の見出しを調査します。
ラッコキーワードの「見出し抽出」機能から、各記事の見出しを確認してテンプレートに書き写しましょう。
基本的に、見出し2(H2)だけ書き写せばOKですが、必要に応じて見出し3(H3)も書き写してください。
テンプレートに見出しを書き写すと、下記のようになります
満たしているニーズ
続いて、上位記事を見ながら、各記事が満たしている読者のニーズを洗い出していきます。
読者ニーズを「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」に分けて、それぞれ洗い出してみましょう。
自分では思い浮かばなかった読者ニーズも見えてくるでしょう
不足しているニーズ
最後に、上位記事に不足しているニーズを洗い出し、テンプレートに書き込みましょう。
上位記事が満たしていない読者ニーズを自分の記事に盛り込めば、上位表示を狙える可能性が高まります。
必要なニーズを自分なりに考えたり、上位記事を比較したりして、足りないニーズを洗い出しましょう。
読者ニーズの洗い出しは時間をかけて行いましょう
⑤想定読者と検索意図を再設定する
上位10記事の調査をもとに、先ほど設定した想定読者と読者ニーズ(検索意図)を見直してみましょう。
スプレッドシートの1枚目に戻ります
上位記事を分析したことで、読者の潜在ニーズをさらに深掘りできました。
このように「自分の考え+競合の考え」から、想定読者とニーズを再設定しましょう。
⑥上位記事との差別化案を考える
最後に、上位記事との差別化を図る内容を考えていきます。
先ほど調査した上位記事の「満たしているニーズ」と「不足しているニーズ」をもとに、オリジナルの要素を追記しましょう。
読者ニーズを100%満たしている上位記事があれば、その記事にはないオリジナルの要素を加えて、読者ニーズを120%満たす記事にしましょう。
ブログ記事をリサーチするときの注意点
ブログ記事のリサーチには、いくつか注意点があります。
正しいリサーチの方法をマスターするためにも、あらかじめチェックしておきましょう。
ひとつずつ解説していきます。
他記事を丸パクリしない
ブログ記事をリサーチする際、他記事の内容をそっくりそのまま真似するのはNGです。
他記事と明らかに似ているコンテンツはGoogleから評価されず、検索結果に表示されなくなってしまいます。
したがって、ブログ記事のリサーチは見出しだけにとどめておきましょう。
見出しだけを参考にすれば、他記事のアイデアに引っ張られることなく記事を作成できます。
信用性のない他記事は参考にしない
ブログ記事のリサーチにおいて、他記事の信用性も見極める必要があります。
上位記事でも、情報が古かったり誤っていたりするケースも少なくありません。
他記事を参考にする際、その情報が「最新であるか」「正しいかどうか」調べる習慣を身につけましょう。
情報の信用性は、読者の信頼度にもつながります
ブログ記事をリサーチした後にやるべきこと
ブログ記事のリサーチをしたら、あとは記事の構成案を作成し、文章を書くだけです。
記事の構成案作りでは、下記のような要素を決めていきます。
- キーワード
- 想定読者
- 読者ニーズ
- 記事のタイトル
- リード文
- 見出し(H2、H3)
- 各見出しの内容
- まとめ
すでにキーワードや想定読者、読者ニーズは設定しているので、構成案の作成はかなり楽になります!
構成案は記事の「設計図」となるので、下記記事を参考にしっかり作成しましょう
ブログ記事のリサーチ方法まとめ
今回は、ブログ記事のリサーチ方法について解説しました。
もう一度読みたい内容にジャンプしましょう
ブログ記事のリサーチは、読者ニーズの深掘りや上位記事との差別化において重要な作業です。
テンプレートを使って情報を整理しながらリサーチすれば、読者ニーズを120%満たす記事に仕上げることができます。
今回紹介したテンプレートもぜひ活用してくださいね
ブログ記事のリサーチをしたら、以下の記事を参考にして構成案作りに取りかかりましょう!